それは令和のことでした、 (単行本文芸フィクション)

  • 祥伝社 (2024年4月11日発売)
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本棚登録 : 834
感想 : 89
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社会問題に直面する人々を描いた短編集。

なるほど…
歌野晶午さんらしく、見えていた世界が反転する仕掛けがあります。
思いもよらぬ方向へ展開されるラストに唸らされました。
どれも現代ならではという感じがして色々考えさせられました。
生きづらい世の中だなぁと暗い気持ちになったりしますが、様々なタイプの作品があって重苦しいだけではなかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年8月2日
読了日 : 2024年8月2日
本棚登録日 : 2024年8月2日

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