言語に関するナルホド小ネタを期待して読んだのだが、そういう類の読み物ではなく、とにかく言語大好きな著者が、その世界の楽しさを、まるで学生を自分の授業に勧誘するが如く取っつきやすく語っている本だった。 もともとそれなりに言語に興味が湧いて手に取った本だったので、これを読んだところで自分の興味が大きく増幅されたわけではないが、自身が楽しいと思うことを押しつけがましくなく共有しようとする著者の雰囲気のおかげで、なんだか気持ちよい読後感が残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
語学
- 感想投稿日 : 2016年9月11日
- 読了日 : 2016年7月30日
- 本棚登録日 : 2016年9月11日
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