脇役―慶次郎覚書 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2006年9月28日発売)
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感想 : 7
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再読了。

普段は一枚看板の主役に立てぬ、慶次郎の脇を固める名脇役たちが、一人一編の看板に・・、そんな短篇集です。

小説の登場人物だって、その作品の中だけの細切れ人生しかない、なんてことは断じてなく、二十年なり三十年なり生きてきた筈。

北原さんは作品の登場人物を、こうして立体感のようなものを持たせて、読者の目の前に出してくれるのです。

こんな優しい作家さんの作品を読まぬ訳にはいきませぬ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 北原 亞以子
感想投稿日 : 2012年9月30日
読了日 : 2012年9月30日
本棚登録日 : 2012年9月30日

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