「いま、夫が何を食べたいと思っているか、妻はそれをわかってあげなければ-夫婦の長いおつきあいは出来かねる。
いつも、会社の定食はそばと決まっている夫が、今日は友人と珍しく豚カツを食べてきたと聞いたとたん、用意していたビフテキはいさぎよく引っ込めてのりにお漬物、あとは味噌汁に腕をふるい、ゆめゆめ「あら、せっかく高い肉を買ってきたのに-一口でも食べなさいよ」などの押し付けや愚痴は言わないこと。料理は夫が食べる為にこしらえるもので、その料理を食べる為に夫がいるわけではない。」
「人並みの暮らしとは、他人と同じ暮らしをすることではなく、今のあなたにふさわしい、個性のある、人間らしい暮らしのこと」
自分の身の丈に合った生活に満足し、創意工夫でより豊かに彩ろうという姿勢。ぴしっと背筋が伸びた生き様。
憧れの人です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2012年読
- 感想投稿日 : 2012年3月18日
- 読了日 : 2012年3月18日
- 本棚登録日 : 2012年3月12日
みんなの感想をみる