格闘する者に○ (新潮文庫)

3.59
  • (284)
  • (578)
  • (780)
  • (80)
  • (16)
本棚登録 : 3817
レビュー : 578
著者 :
さいてょさん 三浦しをん   読み終わった 

就活を舞台にした、つまらない「一つ」の物語。これを一つの作品として見るなら、つまらない。就活の描写はどれもおざなりで、かといってもう一つの主題である政治家の娘、主人公の背景が面白いわけでもない。
ほとんどの人がこれを評価するときに使うのが、「三浦しをんのデビュー作だ」とか、「今刊行されている三浦しをんの「色」は、既にこの時にあった」とかだ。全て、三浦しをんを作品を読んだ上でこの作品を評価している。
そうじゃないと思う。少なくとも、私が本を評価するときに考えるのは、それ一冊で楽しめたかどうかであり、作者の背景や、他作品を知らないと楽しめない作品など、どれだけの読者が喜ぶのだろうか。実家に帰省する際、新幹線に乗る前に、小さな売店で名前も知らない作者の本を買う。そういう人は、その本を何の予備知識もなく読むのだ。

レビュー投稿日
2012年11月11日
読了日
2012年11月11日
本棚登録日
2012年11月11日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『格闘する者に○ (新潮文庫)』のレビューをもっとみる

『格闘する者に○ (新潮文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする