パワー 下 西のはての年代記Ⅲ (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2011年4月5日発売)
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本棚登録 : 131
感想 : 14
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原題が、powersであると、訳者のあとがきを読んで知る。
なるほど、と思う。
この本は、主人公の力について書かれた本ではなく、世の中に存在するすべての力について書かれたものであったか、と腑に落ちる。

なかでも物語中、たくさん出てくるのは信頼の力についてだ。
主人公の少年は、人を信じやすい。そして、裏切られる。何度も。
今度は気をつけよう、と彼は思うのだが、しかし、やっぱり彼は信じ、そして裏切られる。

だが、物語の最後、オレック・カスプロに会い、そして、少年は手に入れたかったものを手に入れる。
自分を信じる、という力を。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年5月28日
読了日 : 2011年5月28日
本棚登録日 : 2011年5月28日

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