はじめての構造主義 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 2026
レビュー : 212
著者 :
wakkyさん 社会・文化   読み終わった 

構造主義とかポストモダンとか一体何なんだよ
というように思って
一応、なんとなくは知っていたけど
入門書も読んだことがないな問うわけで読みやすそうな所から読んでみた

で、わかったかっていうと
やっぱりなんとなくしかわからなかった

一応自分なりに説明すると
それまで未開の野蛮な文化西洋社会が見下げていた文化が
実は馬鹿にしたようなものでもないよと
やり方や見てくれが違うだけで
ちゃんと考えて調べれば論理的で合理的なシステムだよ
と言いだしたレヴィ・ストロースさんという人類学者が発端になって生まれた思想らしい

キーワードは数学
数学には公理とかいうのがあるらしいんだけど
この公理というのは、昔はもうこれ以上分解できない、当たり前すぎて証明することができない、他の定理を証明することしかできない、自明の事実でこの公理から出発する数学(幾何学)しかないと思われていたわけ
でも、ちょうどこのレヴィさんが生きていた時代あたりで、この自明の事実というのは、もちろん自明なんだけど、他にも、違う公理を使うことで出来る数学(幾何学)がありそうだぞ、ていうかある、作れるし作ったし
という状況になって参りましてさあ大変
今まで唯一の真実だと思われていたものが実は制度のひとつにしかすぎないことが分かってしまった
出発点(公理)が違えば結果も違う
神様、真実ってあるんすか
ということになりました

で、その数学を文化にあてはめたのがレヴィさんなのです
彼は、西洋文化が唯一もっとも優れている文化
直線状で一番前に居る進化した文化だと思われていた西洋文化に対して
出発点が違えば向かう方向も違うし考え方も違う
西洋文化以外の文化は未開なんじゃなくて種類が違うだけなんだ
ということを
数学的な考え方を駆使して
それぞれの民族の婚姻制度だったりとか神話分析をしたりだとかすることで
西洋文化の皆様を論理的だと納得させて衝撃を与えたわけです

で、構造というのは
どんな文化にも在る、原則の様なものです
ある設定のもとでどれだけ変化しても変わらない性質のことらしいんだけど
ここは正直あまりわからない

こんな思想らしい
ここら辺から多様性っていう考え方が出てきたのかなあ
そういえばもうかなり前の話だけど
テレビやら漫画やらで多様性がどうとか
傲慢な西洋文明とかそういう言葉が出てきていたなあ
時間はつながっているんだなあ

この著者がこういう数学的な説明をしている人はいないと述べていたので
もしかしたら偏った理解かもしれない
もう少し勉強しよう

レビュー投稿日
2011年3月27日
読了日
2011年3月27日
本棚登録日
2011年3月27日
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