贖罪 (双葉文庫)

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本棚登録 : 10061
レビュー : 967
著者 :
miuさん 私の書棚   読み終わった 

ドラマ感覚で、一晩でさらーっと読めた。
15年の歳月というと壮大に感じるけれど、手記のようなかたちで表現されているからか、お茶しながら話を聞いているくらいな時間感覚。
後味悪いと有名な著者なのでそれなりに構えて読んでたけれど、登場人物の誰にも感情移入も共感もできず、したがって後味というものもなかった。

強いて記憶に残ったものと言えば、紗英が気の毒なこと。
10歳であの状況を過ごすのはきっと想像を絶する過酷さ。
しかも犯人はまだ近くにいるかもしれないという恐怖感の中。
むしろよくあの程度の症状で済んだな、と思った。

全体的には私はとくに不快感も感じず、広げた風呂敷を折り目正しく畳んだなぁという印象。
でも性的なものの扱い方は気持ち悪かった。
こういうドロドロとした物語と気味の悪い性表現て切っても切れない関係なのかしら。

レビュー投稿日
2019年4月15日
読了日
2019年4月15日
本棚登録日
2019年4月14日
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