纏う透き色の 羽住都画集

著者 :
  • 東京創元社 (2015年2月21日発売)
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本棚登録 : 88
感想 : 8
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昔からなんとなく作者の絵を見たことはあったけど、「オーリエラントの魔道師」シリーズで本格的に好きに。新しい作品を見てみたくて、刊行予定の中に文庫版が出てくると楽しみで仕方ないくらい。

この人の絵の、五感をくすぐるようなところがとても好き。見ているとまるで鳥のさえずりや水のせせらぎ、木漏れ日の暖かさや草木の匂いが感じられる気がしてくる。
絵によっては装飾的な要素の多いところもまた素敵。緻密で繊細で、蝶の羽のように軽やかで、全体を見ても細部を見ても美しい。
紙の上なんかに留まらない、どこまでも広がっていく世界を見せてくれる、そんな魅力的な絵がたっぷりの、見ているだけで幸せになれる美しい作品集。いつか原画展にも行ってみたい。

付録の乾石智子著『星歌の長のお話』も素敵だった。主役が鳥なのはやはり作者に合わせたのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 画集
感想投稿日 : 2017年1月14日
読了日 : 2017年1月14日
本棚登録日 : 2017年1月14日

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