大学図書館を舞台に、内容のみならず、本の存在そのものに価値をつける世界の話。
いずれアンソロに丸々収録されると百も承知なのに、並んで買うことに意義を見出だす同人誌みたいなもんか。
いや、古書の世界だから、まんだらけのガラスケース内のほうが近いか。
形のない財産はあります。が、形ある財産もあります。当たり前に。
本はその両方になりうるのです。
面白かった。図書館て面白い。ぜひ行ってみてください。
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- 感想投稿日 : 2012年3月9日
- 読了日 : 2012年3月9日
- 本棚登録日 : 2012年3月9日
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