大風呂敷―後藤新平の生涯〈上〉 (毎日メモリアル図書館)

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  • 毎日新聞社 (1999年11月1日発売)
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感想 : 2
4

「さかりをば 見る人多し 散る花の 跡を訪ふこそ 情なりけれ」

こんなことを体現できるくらい大物になりたいものだ。そう思った。

後藤新平の伝記もの。彼の幼少期から医師を経て、内務省衛生局長になり相馬事件に巻き込まれるまでの上巻。
大風呂敷を広げるのは下巻ですね。

文明開化近辺の偉人はみんな教養に貪欲である。すげぇなぁ。
この人も漏れなくそうだ。すげぇなぁ、すげぇなぁ。
まぁ、それだけ体力と知力があるから偉人になれるんだろうけど。

今の人は教養・・・というより資格とかちょっと方向性がちが・・・いや、同じようなもんか!
現代人も資格やらなんやらの習得に貪欲さをだしてるよね。昔の人と今の人の違いは・・・
昔は本当に強い意志のある人しか勉強はできなかった(身分や財産的な格差による)。今は当時ほど格差が無いから意志薄弱な人も勉強に参加している。だから、比較すると熱意の薄い人の割合が増えている。
その結果、「イマドキの人間はかつての偉人を見習うべきだ。」という考えに至るんだろう。

偉人を見習うべき理由として、現代社会の腐敗を持ちだすのはセコイと思った。もっと純粋に偉人を尊敬しよう。そこでも器の大きさが測られるぜ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝記
感想投稿日 : 2012年4月1日
読了日 : 2012年4月1日
本棚登録日 : 2012年3月30日

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