夏目友人帳 17 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2014年1月4日発売)
4.23
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本棚登録 : 2269
感想 : 94
4

アニメ1〜4期にもなったマンガ。でも原作の方がすんなり。

祖母(夏目レイコ)が残した友人帳により、妖怪の『名前』を返還したり襲われたりしている 主人公は夏目貴史(たかし)。
側にいる斑(ニャンコ先生)はすっごくカッコイイのだ。
対比もすごいけど、その雰囲気たるもの…好きです。
レイコさんが絡んでいる話が楽しい。
2巻目で出てくる ミスズとヒノエ 個人的にかなり好きです。
3巻目の『蛍』の話はジンとします。あと、卵の話。
4巻で特別編が3つ入ってます。1では仔狐、2では夏目の子供時代、3ではニャンコ先生が踏んだり蹴ったり。
 ジンジンします。鳥肌が立つくらいジンとします。泣きそうです。
5巻で夏目の同級生タキ登場。少女です。夏目が家族として成り立とうとしているお話アリ。
 Lastにて特別編『夏目観察帳』が載ってます。田沼君主観のお話。お互い、いい友達しております。
6巻にて初めて連続モノです。人に混じった神様。寂しかっただけの神様。
夏目と友達になりたかった神様。切ないお話。
 特別編で4巻で出てきた仔狐、再度登場。そしてレイコとヒノエのお話が載ってます。
 読みきりで『まなびやの隅』という学園ホンワカ恋愛モノ収録。
7巻は一冊丸々繋がっております。新キャラとして『怪退治屋』として的場(的場一門)登場。名取さんとの確執や、夏目の揺れる思いが描かれてます。
 特別編では、夏目が怪と『影踏み鬼』を楽しみます。
 番外編で『なつにはため息をつく』を収録。初期作品。
8巻目にしてようやく夏目は『人との接し方』を垣間見ます。藤原夫妻がどうして引取ったのか知りたかったりして・・・
 特別編にて『ちょび徒然帳』掲載。ちょび、いい味出してます。
9巻目、夏目パレードを組む。的場にスカウトされたり、ケマリを通して『頼る事』をしてみたり。
 人間的に成長しているようです。
 lastに夏目のたらい回し時のお話有り。女の子目線♪
10巻突入~。この間は二つのお話から成ります。
 昔夏目を『嘘つき』と呼んだ彼は、恋をして、夏目の前に現れる。
 『俺を信じなくてもいい。でも、この手紙だけは持っていてくれ』の夏目は強くなったと思った。
 2つ目のお話は夏目が神様に成り代る。名取さんと協力しての解決モノ。
11巻目にしてかなり『人』を信用し、信頼し合えるようになる。
 夏目の子供時代の家。昔の我が家。
 ノスタルジーと、恐怖と悲しみと、痛さと。
 人として成長著しい夏目。ニャンコ先生キチンと護衛しなさい!
12巻では田沼との信頼度up。守りたい夏目は必死です。
 田沼は名取の裏家業を知る。そして夏目は強くなる覚悟を決める。
13巻的場一門への勧誘から始まる。
 名取りと相談したかった夏目だけど、一人で乗り切る覚悟をする。
 まるで名取りは全てを知っているように。
 後半は夏目といつもツルんでいる西村・北本との話。
 途中で田沼の転校もチラッと入ってます。
 西村の微妙な家庭環境、北本の優しさ。
 夏目の全てを知っても、なお友達でいてくれそうな人達。
14巻では打って変わって夏目の考え方、妖怪との接し方を模索し始める。
 そして。夏目は人をドンドン信用し始める。
 妖怪との距離の置き方。大人になっているカンジで。
 lastに『夏目観察帳』が載ってます。ホンワカしてます。
15巻で名取に友人帳を持っている事を感づかれる。
 特別編13収録。塔子さんと滋さんが夏目を引き取るまでの話し。
 ほんわか。
 塔子さんの温かさがジンとする。
16巻、レイコさんの友人帳は禁術だと知った夏目。
 そして、タキの祖父の作った陣も禁術。
 タキの家で迷子になった妖3匹。一匹はタキと話して、恋をする。
 田沼の親戚の温泉宿へお手伝い。
 田沼を可愛がってくれていた人が、妖かどうかをずっと怪しんでいた。田沼は『こんな良い友達が出来た』と見せる事を望んだ。 
 小鬼に箱詰めされる夏目…。
 小鬼の親分はレイコを求めていた。夏目をレイコと思い込み話し続ける。
 会いたかっただけの、話したかっただけの鬼。
17巻で、初めて『妖&人』とのカップル誕生。
 後半は 名取&的場 の過去編。
 学生だった頃の二人のお話が載ってます。

こういう手の話が大好物です。
でも。
いつまで続けるのかなー?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2014年3月15日
読了日 : 2014年3月15日
本棚登録日 : 2014年5月27日

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