イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

著者 :
  • 英治出版 (2010年11月24日発売)
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本棚登録 : 20402
感想 : 1582

先輩からの始めの5ページでやられたという感想から購入を決めた。

悩むよりも考えよう。答えが出ることが考えることであり、答えが出ないことが悩むということだと筆者は述べている。そこに衝撃を受けた。

問題の本質を掴むこと。そして深い仮説を立て、答えをだすことが大事だという。
仮説が違うということも答えなのだ。そこに気付けたのは収穫だった。イシューという言葉に惑わされすぎずに読むと、物事の本質を掴むための手法を書いた本だということがわかる。

・イシューとは下記AB両方の条件を満たすもの
A:2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
B:根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

この本に書かれていたことは、今の仕事に役立つ考え方・手法だったから、さっそく取り入れてみている。

物事の本質を掴むのは大事だとわかっていたつもりだったが、ただそれをどうやって掴むかを考えてなかったし、感覚的に捉えてしかいなかった。
だから、これからは繰り返し形にして本質を掴む経験を積み重ねようと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月7日
読了日 : 2020年3月29日
本棚登録日 : 2020年5月8日

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