星の子

3.25
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本棚登録 : 1923
レビュー : 289
著者 :
カモノハシさん  未設定  読み終わった 

書店で話題になっていたので手に取った作品。
個人的にとても面白く読んでしまいました。

主人公が幼い頃に原因不明の湿疹が出て何をしても良くならず
父親の職場の人に薦められた怪しい水を服用することで
快方に向かったことからその怪しげな水を販売する
団体にのめり込んでいってしまうという話です。
作者の体験談に基づいたのではないかと思われるほど
緻密な描写に引き込まれました。

ただ、物語としては時間軸が行ったり来たりするので
頭の中を整理しながら読み進める必要があります。
また、怪しげな団体について主人公はあまり明確に自分の考えを
述べないのでどう思っているのかは想像するしかありません。
物語全体を通して伝わってくるのは両親の主人公に対する
純粋な愛情で、少し歪んでいながらもその中にある温かさに
心打たれるものがありました。
最後の場面は中途半端な感じで終わりますがそういったところが
非常によくあらわれていたと思います。

レビュー投稿日
2018年2月9日
読了日
2018年2月4日
本棚登録日
2018年2月3日
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