まさに大学の講義を受けているようだった。感情に関するいくつかの基本的な理論を軽めに触れているので、感情の哲学についてどんな議論がなされているのか、全体像を捉えることができた。それぞれの章でより深く学びたい人のためにおすすめの本を紹介してくれるのも大学の講義のようで興味深く読めた。
2024年10月7日
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ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと (中公新書 2646)
- 村上靖彦
- 中央公論新社 / 2021年6月22日発売
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ケアラーだけでなく、全ての人に読んで欲しい本。
この本は医療福祉従事者のための専門書ではなく、人と人が共に生きていくために大切なことを考える哲学書だと思う。
2024年9月15日
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学びのきほん 哲学のはじまり (教養・文化シリーズ)
- 戸谷洋志
- NHK出版 / 2024年1月25日発売
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分かりやすく、面白い!
私も、私の風を感じることを楽しもうと思う
2024年8月23日
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死 生命はなぜ死を受け入れたのか、また、私は死ねばただ無になるのか
- 新山喜嗣
- 春秋社 / 2022年3月18日発売
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読み進めるほど内容理解が難しかった
第1章の生命科学観点からの死は中高生の勉強の延長のようでとても面白く読めた。第2.3章からは死生学初心者にとっては難解で、かなり読むのに時間がかかった。
2024年9月19日
知り合いとの会話の中で、私は何気なく「みんなハッピーがいいね」と言った。相手は「幸せになりたくない人もいる」と答えた。私は「幸せ」は全ての人が当たり前に望むものだと信じていたから、相手の声色、表情も含めたその時の情景をしばらく経った今でも忘れられない。この本を読んで、私は私の正欲の一部に気付かされた。
愛について解説で述べられていたことは、エーリッヒ・フロムが著した『愛するということ』でも似たようなことが書かれていたため、愛とは正交渉によるものであると再認識できた。しかしまた、これも私の正欲である。
2024年2月22日