まさに大学の講義を受けているようだった。感情に関するいくつかの基本的な理論を軽めに触れているので、感情の哲学についてどんな議論がなされているのか、全体像を捉えることができた。それぞれの章でより深く学びたい人のためにおすすめの本を紹介してくれるのも大学の講義のようで興味深く読めた。

2024年10月7日

読書状況 読み終わった [2024年10月7日]

ケアラーだけでなく、全ての人に読んで欲しい本。
この本は医療福祉従事者のための専門書ではなく、人と人が共に生きていくために大切なことを考える哲学書だと思う。

2024年9月15日

読書状況 読み終わった [2024年9月15日]

分かりやすく、面白い!
私も、私の風を感じることを楽しもうと思う

2024年8月23日

読書状況 読み終わった [2024年8月23日]

読み進めるほど内容理解が難しかった
第1章の生命科学観点からの死は中高生の勉強の延長のようでとても面白く読めた。第2.3章からは死生学初心者にとっては難解で、かなり読むのに時間がかかった。

2024年9月19日

読書状況 読み終わった [2024年9月19日]

知り合いとの会話の中で、私は何気なく「みんなハッピーがいいね」と言った。相手は「幸せになりたくない人もいる」と答えた。私は「幸せ」は全ての人が当たり前に望むものだと信じていたから、相手の声色、表情も含めたその時の情景をしばらく経った今でも忘れられない。この本を読んで、私は私の正欲の一部に気付かされた。
愛について解説で述べられていたことは、エーリッヒ・フロムが著した『愛するということ』でも似たようなことが書かれていたため、愛とは正交渉によるものであると再認識できた。しかしまた、これも私の正欲である。

2024年2月22日

読書状況 読み終わった [2024年2月22日]

難解なものと身構えていた哲学がこんなに身近にあったのか。「哲学をする」というのは敷居が高いが、「問う」というのは永井さんが綴っているように日常生活にある普遍的なものだし、誰しもが持っている欲求だと思う。問いて、物事の輪郭が不確かなものとなって、世界の脆弱に気づく。そうすると、私はもう少し優しく生きることが出来る。

2024年9月21日

読書状況 読み終わった [2024年9月21日]
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