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理論疫学者・西浦博の挑戦-新型コロナからいのちを守れ! (単行本)
- 西浦博
- 中央公論新社 / 2020年12月8日発売
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新型コロナウイルスへの対応で数理モデルがどのように活用されたのかに興味があり、この本を読み始めた。
前半は、西浦さんをはじめとする多くの人たちが、どのように行動していたかが書かれており、とてもワクワクした気持ちで読むことができた。
想像以上に泥臭い現場であったかがよくわかった。
後半は、政府や政治家とのやりとりにおける現場の葛藤が書かれている。
なぜここまで政治に関する話が出てくるのか?と疑問を抱えながら読んだが、あとがきを読んでその理由がよくわかった。
それは、数理モデルの活用をする上で、いろいろなチャネルとのコミュニケーションがいかに重要かということだった。
最後に、西浦さんと自分の性格というか特徴が似ているるように思えたところがおもしろいところでもあった。
2020年12月29日
この本は学生時代の代数学の教科書でした。
古書店で入手したので、最初から最後までざーっと眺めてみました。
予想以上に深いところまで書かれていたことにようやく気付きました。
当時はガロア理論はほとんど理解できませんでしたが、数年前に読んだ数学ガールで理解が進んだこともあって、この教科書を見通しよく読むことができました。
2020年9月22日
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量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ (ブルーバックス)
- 松浦壮
- 講談社 / 2020年6月18日発売
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量子力学の理解がぐっと進んだ。
断片的に聞きかじったことがある内容がつながった感じ。
量子力学の本を読みはじめる下地を作れた(≒未知の分野に入る抵抗感を小さくできた)。
量子力学の基本的なことで困ったら戻ってくる本としても活用できそう。
そして数学の理解が進んだのが意外な収穫。
量子力学でこう考えるからこの分野の数学を使うんだと。
書ききれなかったという場の量子論もいつか読んでみたい。
数学も物理もおもしろい!
2020年8月9日
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Newton(ニュートン) 2020年 08 月号 [雑誌]
- ニュートンプレス
- ニュートンプレス / 2020年6月26日発売
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特集・超ひも理論は、約1年前に読んだ『数学の大統一に挑む』の復習として読めた。
この本での説明を視覚的にわかりやすく説明してくれたのがNewtonの特集だった。
『数学の大統一に挑む』が数学っぽく書かれた本としたら、Newtonは思考実験を体験しながら直感的に読める感じ。
『数学の大統一に挑む』の数学部分をまとめたのがこのブログ記事。
https://wed7931.hatenablog.com/entry/2019/05/04/164432
2020年7月8日
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スペースキーで見た目を整えるのはやめなさい ~8割の社会人が見落とす資料作成のキホン
- 四禮静子
- 技術評論社 / 2020年6月6日発売
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Wordで資料を作るときのあの謎とも言える挙動に悩まされながらも、「仕様を理解すればきっと効率的に使えるはず」と思っていた。
かといって、Wordの使い方を一から読む気にはなれなくて、何かいい本がないかなぁと思っていたときに見つけた本。
「こういう本が欲しかった!」と思わせてくれる本だった。
Wordの機能はある程度知っているつもりという人には、第3章を読むだけでも役に立つと思う。
職場でみんながこの本の内容を理解して資料作りをすれば、生産性がかなり上がるはず。
2020年6月10日
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ものづくりの数学のすすめ 技術革新をリードする現代数学活用法
- 松谷茂樹
- 現代数学社 / 2017年3月23日発売
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「民間企業の技術者から数学の研究者へ」という珍しいキャリアを持つ筆者の考えに興味を持って手に取った本。
私は理学部数学科で大学院を卒業して民間企業でシステムエンジニアとして働いており、ある意味で筆者と私とは正反対のキャリアを持っている。
この本を3つのパートに分けるとしたら、こうなるかと思う。
(1) 筆者が民間企業の技術者だったころの数学との関わり
(2) 技術者が現代数学を使えることで生じるメリット
(3) 数学科卒でない人から見た現代数学とその学び方
私がいちばんおもしろいと感じたのは(2)のパート。
仕事の中で大学レベルの数学を使ったことがないので(使ったとしても高1程度)、そもそもどのように現代数学を使うかのイメージがわかなかった。
それをたくさんの具体的な例で示してくれていた。
また、今後は確率・統計を駆使することも重要だと気づかされた。
私は今は趣味で数学を勉強している身だが、(数学的な考え方ではなく)現代数学そのものを仕事の中に取り込めたらどんなことができるんだろうと思っている。
2020年9月5日
証明問題に苦手意識を持っていた高校のときに読めていたらなぁ…という本。
前半の第2章では「問題を解くための考え方」が説明されている。
日常生活で自然と頭の中で処理している考え方が数学にもそのまま使えるという説明が、とてもわかりやすい。
この部分を読むだけでも、この本を読んだ価値があるのではないかと思う。
後半は、タイトルの通りの「定理の作り方」を実演している。
80ページ以上を使って、ピックの定理の導出から証明まで、行間ほぼゼロで説明している。
ちなみに、自分が大学生のときに、数学教員の免許を取るための授業で扱われたテーマがピックの定理だった。
この本ほど深くは扱われなかったが、ピックの定理は数学というものを説明するためのいい教材なんだろうか。
2020年9月13日
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Newton(ニュートン) 2020年 06 月号 [雑誌]
- ニュートンプレス
- ニュートンプレス / 2020年4月25日発売
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「哲学」がテーマ。
これまでの哲学のイメージは、「存在するとは何か」のような捉えどころのないテーマを延々と考え続ける学問というものだった。
そのため、そのようなことを考える学問が存在する理由がよくわからなかった。
今回の記事を読んで、その疑問が少し解消できた。
古代ギリシアの時代は、(今で言う)哲学と自然科学が一体になっていたが、実験や論証が重ねて実行されるようになって自然科学に関する部分が数学や物理学などとして独立していった結果として残ったものが「哲学」だと理解した。
そう考えると、現在の哲学という学問が存在する理由がわかってきた。
2020年5月20日
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数学ガールの誕生 理想の数学対話を求めて (数学ガールシリーズ)
- 結城浩
- SBクリエイティブ / 2013年9月14日発売
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『数学ガール』シリーズは、数学の専門的なテーマを扱っているにもかかわらず、不思議なほどわかりやすいと思っていた。
その理由とも言える著者の一貫した考え方やそれを実行する手法の一端が書かれている。
考え方や手法はわかることはわかった。
でも、それを実際に行動に移すのは、並大抵のことではないと思った。
少なくとも自分にはまねできない。
ちなみに、この本のベースとなった講演が行われたのは、『数学ガールの秘密ノート』シリーズが出版される前のこと。
そのシリーズは通算で10巻を超え、新しい登場人物も出てきている。
もし、今、結城さんが講演を行うとしたら、どんなことを話してくれるんだろうというのが、自分が注目する点である。
2020年4月30日
安住紳一郎アナのファンなので読んでみた。
タイトルだけを見ると、自己啓発書のように見える。
実際にそのような部分もあるが、安住氏のパートだけを読むと、そのようにはあまり見えない。
安住氏のラジオ番組を聴いていると、あのような話し方になる理由がよくわかってくる。
個人的におもしろかったのは、「令和(れいわ)」の読み方が8通りあるという話。
読み方の説明がなるほどと思うのに加えて、読み方に詳しくなった理由から安住氏の仕事に向かう姿勢がよくわかってくる。
2020年3月15日
ゴミの中身や出し方から地域の様子や生活が見えてくるという、ゴミ収集の経験者にしかわからない話がとても興味深い。
自分の家のまわりの数軒が共有しているゴミステーションはどう見られているのか、とても気になった。
そして、引っ越し前のゴミの出し方。
学生時代にアパートを引き払ったときのことが思い出された。
今でも反省すべき点が多く、心が痛い。
2019年10月21日
ほかの本を読んで量子力学に興味が出てきて、この本を手に取った。
数式を出すことをいとわずに、筆者の量子力学についての考えをストレートに表現した本という印象。
教科書とも違うし、一般向けの啓蒙書とも違う。
自分は数学に慣れているのですんなり読めた。
この本を読んだことによる収穫は3つ。
(1) いくつかの本で得た断片的な知識をつなげることができた。
(2) 大学レベルで出てくる数学が物理でどのように使われているかがわかった。
(3) 物理で数学(というより数式や計算)をどのように使うかを知ることができた。
2020年8月30日
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東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!
- 西成活裕
- かんき出版 / 2019年1月23日発売
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中学校で学習する数学を数時間で概観することを目的とした本。
全6章のうち、以下の4章は読んでいておもしろかった。
・1日目:数学を勉強する理由
・2日目:中学数学の内容の大まかな分類(代数・解析・幾何)とゴール
・5日目:ピタゴラスの定理をゴールとした幾何分野の説明
・6日目:微分・積分の体験授業
特に、5日目は、中学数学のポイントをピタゴラスの定理の3種類の証明を紹介する形で、上手にまとめられている。
6日目は、中学生が微分・積分の雰囲気を感じるには十分な内容。
2日目(代数:2次方程式の解法がゴール)と、
3日目(解析:2次関数がゴール)は、おすすめできない。
用語の使い方や内容の説明の正確性に欠けていて、上記4章と比較して雑な感じなのが、とても残念。
2020年3月22日
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数学デッサン教室 ― 描いて楽しむ数学のかたち
- 瑞慶山香佳
- 技術評論社 / 2019年1月5日発売
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予想以上に数学の内容が濃くて満足!
いろいろなトーラス/結び目/半正多面体/極小曲面と石鹸膜など、よく知らなかった図形がたくさん。
いちばん驚いたのは3種類の貝殻(はまぐり/かたつむり/さざえ)が1つの方程式で表現できること。
パラメータの値を変えると3種類できるらしい。
2019年4月20日
私は『水曜どうでしょう』の初期からのファンで、DVD全巻購入はもちろん、出演者の著作もなるべく読むようにしています。
しかし、藤村Dと嬉野Dの本『仕事論』は、すぐに読もうという気にはなれませんでした。
というのも、メンタル不調による休職中で、ビジネス書からは意識的に距離をとっていたため。不調のときにビジネス書を読むと気分が落ち込むことが経験的にわかっていたからです。
『仕事論』というタイトルが、ストレートにビジネス書然としていて、意識的に避けていました。
しかし、リワーク(復職支援プログラム)の受講が終了し、職場復帰の意欲が出てきました。
何気なく書店で手に取ってパラパラめくると、「読めるかもしれない」と思い、勢いで購入しました。
番組のことをよく知っているせいか、すらすら読むことができました。
ざっくりまとめると、この本には次の3つが書かれていると考えています。
●前半(第1~2章)
組織(会社)で働くということ
●中盤(第3~5章)
仕事をする上で、自分の意志を持つことが大事
●後半(第6章)
自分の人生における仕事の位置づけ
前半は、組織で働くことについての2人の強力な思いが書かれていて、メンタルが弱っているときだとかえって追い詰められて、この先を読むのをあきらめたと思います。
正論であり筋が通っているだけに、非常に強力な思いがあふれていて圧倒されました。
中盤は、これまでの自分の仕事の中でできなかったことを、改めて思い起こさせてくれました。
もうすぐ来る復職の後は、自分の意志を持って仕事ができるようにしたいものです。
後半は、書かれている内容が自分の理想に近いという印象を持ちました。
『水曜どうでしょう』でやっていることはその理想を貫き通しているように見える。
しかし、実際問題、多くの人にとって理想通りに生きるのは難しい。
だから、この番組のような生き方にみんなが憧れて、これほど支持を受けているのだと感じました。
この理想は、DVD副音声の中で繰り返し語られています。(以下の記事でまとめています)
水曜どうでしょうDVD副音声でグッときた話(随時更新) - 7931のあたまんなか
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/02/20/214011
全体を通して思うのは、メンタル不調から立ち直りつつある現時点で読むのがぴったりな本だったということです。
道に迷いそうになったときには、また読み返したいと思います。
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この内容は以下の私のブログ記事と同等の内容です。
読むタイミングがぴったりだった! ~ 『仕事論』読書メモ - 7931のあたまんなか
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2019/03/22/153814
2019年3月22日
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超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義 (KS科学一般書)
- 橋本幸士
- 講談社 / 2015年2月27日発売
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おもしろすぎて一気に読んだ。
半年前の『数学の大統一に挑む』を違う角度から見直せた。
頭の中で2冊の内容をマッピングさせるように読んだ。
このマッピングを紙に書くのはすごく楽しい作業になりそう!あとでやってみよう。
2019年9月5日
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数学の大統一に挑む
- エドワード・フレンケル
- 文藝春秋 / 2015年7月13日発売
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フレンケル氏が余儀なくされた旧ソ連での制約された数学活動の記録には心が痛んだ。
そして何より、数学的内容が過度に易しく説明されなくとも要点がわかりやすく感動した。
文中の数学の内容を抜き出すと自分が知りたい表現論とその周辺の地図が作れそう。必ずやる!
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引用元:https://twitter.com/wed7931/status/1085914346746654721
2019年1月18日
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代数学1 群論入門 (代数学シリーズ)
- 雪江明彦
- 日本評論社 / 2010年11月17日発売
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なぜその概念を学ぶ必要があるかが明確に書かれていて、具体例も多い。
そして、誤答例が示されているのが気に入った。
ほかの本でも広まってほしい。
続巻も手に入れたい。
第2巻のガロア理論、第3巻の表現論が気になる。
2018年12月3日
一発屋と呼ばれる11組の芸人について、髭男爵・山田ルイ53世の取材をもとに書かれた本。
この本の帯には「それでも、人生は続く。」と書かれている。
まさにその通り!と思える内容だった。
一発屋になる前にそれぞれの考え方で行動していて、一発の後もそれぞれの人生を生きている。
それも各人が三者三様であることがよくわかった。
芸人という厳しい世界の中でどう生きてきたかを読んで、「それじゃあ、自分はどうなんだ?」という問いが、頭の中に常に浮かんでくる。
この本に書かれている人たちに共通するのは、自分の周囲の変化にどう対応してどう生きるかを真剣に考えているんだと思った。
これについても、「それじゃあ、自分はどうなんだ?」。
山田ルイ53世さんのラジオや文章が好きで、お笑い番組が好きでこの本を読んだ。
それにしては、予想以上に考えさせられる本だった。
もちろん、お笑いネタのこともいろいろ書いてある。
どの芸人さんも(1人は存じ上げない芸人さんですが)、やっぱりおもしろいと再確認した。
特に、テツandトモは、数年前に地元の住宅展示場でのライブを見て、ものすごくおもしろかったことを思い出した。
テレビによく出ていた頃を知らない息子たちもすごく楽しかったようだ。
2018年9月17日
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"うつ"からの完全復職バイブル
- 藤田潔
- 幻冬舎 / 2016年6月29日発売
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これから自身が参加する予定のリワークの参考にするために読んだ。
タイトルからはリワークに参加する患者を対象にした本に見えたが、
(1) 医師などの病院関係者
(2) リワークの運営者
(3) 患者
(4) 患者の家族
(5) 患者が所属する職場
の各当事者に向けて書かれている。
ただ、それぞれが入り混じっていて書かれていて、少し読みづらいという感想を持った。
当事者ごとに該当する部分を自分なりに分けると、このようになる。
(1) 第1章~第3章
(2) 第5章~第6章
(3) 第3章の前半、第4章~第6章
(4) 第6章の最終節
(5) 第6章の後半
著者が運営・所属する病院・施設での活動事例を紹介しながら、認知行動療法とリワークの有用性とその事例が説明されている。
いちばん印象に残ったのは、「リワークの目的は元の職場に復帰することだけでなく、自分の特性や働き方の特徴を理解してそれに応じた行動を取れるようにするということ」という部分だった。
2018年8月24日
以前から気になっていた本だがなかなか手に取れずに、大家さんが亡くなったことを知ってから読んだ。
直観的に思ったのは、大家さんは戦争のことをよくお話しするなぁということ。
大家さんは、自分の祖父母(すでに亡くなっています)とほぼ同年代だけど、戦争の話はほとんど聞いたことがない。
矢部さんが親戚ではないからいろいろと話したのかもしれない。
大家さんが亡くなって連載は休止になるとのこと。
この本に書かれたように仲良く過ごしていた2人。
矢部さんの心にはぽっかりと穴が開いているんだろうなと思う。
2018年9月1日
『ツレがうつになりまして』などの著者の細川貂々さんとツレさんの育児体験記。
うちの長男と年齢が近いこともあり、リアルタイムで成長する様子を共有できた気がします。続巻もたくさんあります。
2018年7月5日
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数学セミナー 2018年 06 月号 [雑誌]
- 日本評論社
- 日本評論社 / 2018年5月11日発売
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ブログ『7931のあたまんなか』に書きました。
■特集「複素関数の質問箱」まとめ(その1)~『数学セミナー 2018年6月号』読書メモ
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/05/18/152349
■特集「複素関数の質問箱」まとめ(その2)~『数学セミナー 2018年6月号』読書メモ
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/05/28/142942
■特集「複素関数の質問箱」まとめ(その3)~『数学セミナー 2018年6月号』読書メモ
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/06/05/183736
■特集「複素関数の質問箱」まとめ(その4)~『数学セミナー 2018年6月号』読書メモ
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/06/06/154350
2018年6月12日
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数学セミナー2018年3月号 フーリエ解析ことはじめ
- 日本評論社
- 日本評論社 / 2018年2月10日発売
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特集は「フーリエ解析ことはじめ」。
フーリエ級数やフーリエ解析などの概要がコンパクトにまとまっていて、学生時代に学習した内容を簡単に振り返るにはいい教材だった。
特に、緩増加超関数は頭から抜けていたが、思い出すことができた。
個人的には、フーリエ解析に関する1つの参考書にしたい。
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以下のブログ『7931のあたまんなか』の記事に読書メモを書いています。
【その1】フーリエ解析をもういちど理解してみる
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/02/20/180241
【その2】まずはフーリエ級数から
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/03/14/144957
【その3】フーリエ級数の3つの解釈
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/03/14/160257
【その4】フーリエ変換とたたみ込みの関係を地図にしてみた
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/03/29/120230
【その5】フーリエ変換は L^2(R) のユニタリ変換
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/06/20/155507
【その6】
http://wed7931.hatenablog.com/entry/2018/06/28/165755
2018年7月1日