ニーチェ入門 (ちくま新書)

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本棚登録 : 1233
レビュー : 96
著者 :
丸ちゃんさん 経済その他   未設定

 ニーチェは嫌いでした。が、この本を読むと、こういう風に考えることもできるんだなあ、という感じでした。

 『ツァラトゥストラかく語りき』などを読むとわかるのですが、ニーチェという人は好感持てねえ・・・というタイプの人です。生理的な好悪を正面に持ち出して人を評価するのはいかがかと思いますが、しかたがありません。
 おそらくニーチェが好きでない人の大半は、嫌悪感でニーチェを挫折していると思います。

 ニーチェの言葉は難解すぎて、何を言っているのかさっぱりわからないところがあります。この本は、そんなニーチェの思想を削りだしてくれる便利な本です。もちろん、筆者から見たニーチェ像ではあるのですが、ニーチェの原書にひたすら当たり続けるよりも効率はよさそうです。

 ルサンチマン、はいわゆる格差社会・現代日本において重要なキーワードであると思います。ルサンチマンの構造がスッパリ書かれている本書は、現代日本においても重要でしょう。

レビュー投稿日
2008年8月28日
本棚登録日
2008年8月28日
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