バカの壁 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2003年4月10日発売)
3.25
  • (497)
  • (1098)
  • (2822)
  • (487)
  • (173)
本棚登録 : 15244
感想 : 1418
3

バカの壁とは何か。

多くの知り合いを持つと,
中には「話してもわからない」という人がいることに気付く。
こちらがどう説明しようと聞く耳を持たない。
彼らは自分が100%正しいと思って疑わない。

彼らの生きている世界とは,
彼ら自身が見て,聞いて,考えられる範囲で閉じられている。
その世界の外は見ることもできないし,存在すらしていない。
彼らは『バカの壁』で区切られた内側の世界で生きている。

人は変化を恐れる。
だから自分の中に変化しない世界を作る。

しかし著者はこう言う。
「人間は変わるのが当たり前」

その当たり前を受け入れることが出来れば
きっと自分の世界も広がるのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2017年10月29日
読了日 : 2017年10月29日
本棚登録日 : 2017年9月10日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする