自分のアタマで考えよう

3.96
  • (587)
  • (897)
  • (454)
  • (79)
  • (18)
本棚登録 : 6212
レビュー : 875
著者 :
制作 : 良知高行 
whiteprizmさん 仕事   読み終わった 

・なにかを選ぶとき、選択肢が多いと悩みますよね。どこのマンションに住むべきか、どこの学校に子供を進ませるべきか、どんな職業を目指すべきか。こういうとき、私たちは「選択肢が多すぎる!」と思います。「選択肢が多いから、迷ってしまって決められない」と感じるのです。けれどじつはそれは間違いです。
決められないのは選択肢が多すぎるからではありません。決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです。
> /> 確かに。判断基準と選択肢をまず分けないと。

・ちきりんの独断と偏見で決めつければ、日本の大組織で成功するために重要な条件はずばり、「我慢する力」と「空気を読む力」でしょう。大企業は最初から正直にそうぶっちゃけ、このふたつの条件で学生を採用すればいいのです。
> /> ぶっちゃけた!本書では「我慢する力」×「空気を読む力」それぞれ「有る」、「無い」で四象限作って分析までするから、徹底している(笑

・たとえば最近、消費市場としてアフリカ大陸の可能性を高く評価する意見を聞くようになりました。そしてその中でよく「アフリカには9億人以上の市場がある」という言い方がされています。
この9億人とはアフリカ全土の合計人口のことです。けれどなぜアフリカだけ「大陸全体の合計人口」が取りざたされるのでしょう?
アフリカについて「9億人の市場だ!巨大だ!有望だ!」というのなら、アジアなんて35億人以上の市場です。インドには一国で11億人以上の人口がいるのです。
> /> アフリカ9億、鵜呑みしてました。。

・よくある失敗例のひとつは「勉強が好きだから」という理由で研究者への道(博士課程への進学)を選ぶパターンです。ちきりんの知人にも、そう考えていったんは研究者を目指したものの、途中で「やっぱりこの仕事は自分には向いていない」と気がつき進路変更をした人がたくさんいます。
彼らが口々に言うのは、「狭い分野をひたすらに深く掘り下げる仕事より、幅広く世の中の事象を見たり聞いたりする仕事の方が好きだとわかった」ということです。また「自分には、1人で思索を続ける仕事より、大勢で話し合いながら進める仕事の方が合っていた」という人もいます。
> /> ありがち。仕事の進行の仕方についてのフィルターが仕事の内容以上に社会人生活に重要になってくるそう。著者は仕事の結果が出るスパンが数ヶ月である事がモチベーションにとって大事で、デイリーに判断を重ねる(デイトレとか)や文筆でも詳細な調査を10年かけて作る超大作とかはやる気が続かないと分かったそう。ふむふむ。

・「収入以外のものを職業から得たい」と考える先進国の若者にとって、仕事選びは、数時間の会社説明会や数回の先輩訪問などで決められるほど簡単なものではないのです。複数の企業や組織で実際の職業経験を積むことにより、ようやく学生は「自分に向いた職業は、こういった条件でフィルタリングされたものだ」と理解することができるのです。
> /> 平均か、平均以上の待遇とかコストパフォーマンス?を求める人も多そうですが。ブラックじゃなければ、仕事ならちゃんとやるよ?みたいな。遣り甲斐のある仕事を求めるような、やる気のある人はむしろ考えるべきかもしれません。

レビュー投稿日
2014年5月30日
読了日
2014年5月30日
本棚登録日
2014年5月30日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『自分のアタマで考えよう』のレビューをもっとみる

『自分のアタマで考えよう』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ちきりんの作品一覧

ちきりんの作品ランキング・新刊情報

ツイートする