サブタイトルが「7万枚の地層に挑んだ科学者たち」で、以前、NHKEテレの「サイエンスZERO]という番組で取り上げられたことがある。
「福井の湖、考古学の標準時に」というニュースが2012年に駆け巡った。時計で言えば、「グリニッジ標準時」のようなものだ。そこまでに至る日本人及び外国人研究者たちの格闘をコンパクトに描いたのが今回の本だ。
掘削するのに多額費用はかかるし、地層を数える作業に手間暇かかる。それを何とかやり遂げて成し遂げた偉業。
7万年分もの堆積物から浮き彫りになる縞模様。その模様が歴史を変える可能性を左右するとは何が影響するのかわからないものだ。
サイエンスZERO
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp415.html
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- 感想投稿日 : 2016年1月31日
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- 本棚登録日 : 2016年1月31日
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