ブラタモリ 富士の樹海 富士山麓 大阪 大阪城 知床 (10)

  • KADOKAWA (2017年9月15日発売)
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富士の樹海と言うとどうしても人生の旅立をするために訪れる方がいる青木ケ原樹海が浮かんでくる。



樹海が方位磁石を狂わせるのは、本当だった。その原因は、石に含まれる磁鉄鉱(じてっこう)という磁気を帯びた鉱物だった。石はほとんどの場合、磁気を含んでいる。思いもよらない原因が自然に転がっていた。





そして、溶岩も方角を見失う理由だった。迷える子羊が生まれるには理由があった。




富士山最大の玄関口はどうできた?では、富士吉田市を取り上げている。江戸時代に富士山に登山するのがブームになった。「富士講」という富士山を信仰して富士山頂に祈願しに行く集団を指す。




その痕跡が富士吉田市の上吉田で見ることができる。北口本宮冨士浅間神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征したときに創建されたと伝えられる由緒ある神社だ。




神社に向かう通りには伊勢神宮の回でも話題になった御師(おし)が今もいる。御師とは今で言うコンシェルジュのようなものだ。



上吉田の誕生に地形が大いに関係していた。痕跡が見られる。



地形が大きな存在となっているのがこの番組を見るとよくわかるなあ。



それにしてもいつになったら林田さんが登場していた頃の放送回を書籍化するのか気になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月4日
読了日 : 2021年9月4日
本棚登録日 : 2021年9月4日

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