砂糖の歴史 (「食」の図書館)

  • 原書房 (2016年1月22日発売)
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 ほとんどの人が好きと思われる「白い粉」。「白い粉」と言ってもあの元プロ野球選手が愛用していた危ないものではなく、健全な粉、砂糖。砂糖の歴史を紐解くと、苦い部分が出てくる。


 それは、砂糖栽培で、奴隷がアフリカから中南米に連れて来られてこき使われるという黒い部分があったからだ。この犠牲なくして砂糖が今のように広くいきわたることはなかったのだから。


 砂糖の起源はなんと約2500年前の東インドだそうだ。インドと言うとカレーが浮かぶくらい辛いものが有名だと思っていたので意外に思った。


 砂糖と言えば、やはりお菓子が浮かんでくる。著者もキャンディーやチョコレートを取り上げている。砂糖のないチョコなんて文字通り「ビター味」しかないのだから。
 

 砂糖の取り過ぎは腹回りの「エアバッグ」装着につながる。ぶよぶよと言えば、アメリカが浮かんでくる。著者は第6章で「砂糖大国アメリカ」として取り上げている。アメリカ人がどれだけ「甘ちゃん」かわかる例がある、それは、スターバックスの16オンス(475ミリリットル)のカフェ・バニラ・フラペチーノは1杯には67グラムの砂糖が含まれている。あそこのフラペチーノは甘いと思っていたがそれだけ入っていれば甘いわけだ。


 とはいっても、砂糖がない人生なんて到底考えられないので、砂糖にこれからもお世話になるのは確実だ。ミシュランタイヤのキャラクターのようにならないように注意しながら砂糖を取っていく必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年5月8日
読了日 : 2016年5月8日
本棚登録日 : 2016年5月8日

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