ここまでディスコミュニケーションで成り立っている対談集もないのではないか。
大塚は東に対して頑なに拘り続け苛立ちを保ち続ける。
データベースを準えるだけの記号的な物語の"消費"の仕方をある世代以降選ばざるを得なくなったのは、大量に供給されつづけるコンテンツの消化に加速度をつける必要があったからではないか。
その前段としてコスプレのような批評精神に掛けたシミュラークル的なモノづくりが氾濫したことも踏まえなくてはならないが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月20日
- 読了日 : 2010年1月28日
- 本棚登録日 : 2018年11月20日
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