鈴木理策のモノクロ写真がよい。京都の人が大阪のことは良きライバルで時に理解者と思い、兵庫は友だちで東京は反面教師のように思っているのがわかるなか、奈良のことは根っから軽んじているのが文章の端々から窺えるので笑ってしまう。あと意図的に視点を限定しているのだろうけど、本書は「男の都市論」に留まっているとも思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年11月7日
- 読了日 : 2022年11月5日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
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