日常の背景に溶け込んでいるようなとりとめもないことを愛おしく思わせてくれる文章。退屈や平凡から抜け出そうとしたり、「自分は他の人とは違う」というありきたりな見栄を、まぁまぁ、と、慰めてくれてるような気がした。至極個人的で稚拙な感想を持つことをちゃんと許してくれているようで、なんだかやさしい本だなと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説、詩
- 感想投稿日 : 2017年12月21日
- 読了日 : 2017年12月21日
- 本棚登録日 : 2017年2月6日
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