xanadu-shokoの桃源郷へようこそ！

誕生日プレゼントに親戚のお姉さんからいただいたチケットが、この映画でした。
立ち見になってしまったけれど、2時間超も苦にならず。境遇、環境や立場が生き方を決めることもあるだろうけど、やっぱり自分が決める人生でありたい。
なにがあっても、”アールイズウェル”。
そうでなくっちゃね！

ブレジネフ政権下のロシア（ソ連）で、ユダヤ人の境遇を下敷きに、音楽を愛する人々を描いています。哀しくも力強い民族のこのお話しは、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を中心に進んで行くのですが、その劇中での演奏が、民族的で、叙情的でとてもかっこ良いんです。

チャイコフスキー、ユダヤ系、またはその人達をかばって腕を折られたロシアの人々。
故郷を同じくしながらも全く違う境遇に音楽が語りかけるものとは。
涙、涙のとっても素敵な物語です。

涙してしまいました！が、
所々に学校の教科書的な言い回しがあって気になったので、☆みっつです。

年に一度のご馳走を掛けた、生涯で一番”美味しい話”。
それぞれの食の思い出には、ほろ苦くて切ない理由がありました。
鮮やかに、時には霞のように、思い出を彩る食べ物の記憶。
忘れられない食の記憶にこそ、人間の本質が隠されている気がします。

不倫の末に出産した赤ちゃんの死が原因で、最愛の夫やその連れ子と関係を築けないでいるエミリア。
自分を見失って家族や親友ともぶつかるけれど、連れ子との飾らないやり取りが感動的。
ああいう風に子どもと話が出来る大人になりたいな。

そうきたか！という感じ。
意外にも感動して、胸がきゅんとしました。

再起を掛ける男が再スタートした途端に惚れた、兄の美しい婚約者。そして不倫と、お約束の欲がいっぱい詰め込まれた昼ドラの豪華版。そんなにキレイなんだからもっと幸せの道はあるんじゃないのか、とか、男もばかだなーとか、ポテチを食べながら見るには良い感じです。
運命と単なる偶然を取り違えるって、ほんとに不幸…という、教訓。

ドラマはポルトガル語、中国語、の字幕で何度も観ているのに、
新しい視点であの事件を追うことができて、驚きました。
シミや擦れ、破れも、たまらなくマッチしていて…。
紙って、やっぱり良いですね。

普段の善悪の判断や信じているモノって、大きな流れの中では脆いもの。気持ちいいって、気持ちよく生きるって、結局なんなんだろう。

立場ある者の世間体を後回しにしての徹底した倹約振りが、すっごく気持ちよかったです。

アメリカン。

人生は、何を成すかというよりも、何を学び取るかということなんだろうと思う。結果ではなくて、そこに向かうまでなにをどう乗り越えたかってことか。
そう思っても、釈然としないものが残るけど、人生はそんなもんかもしれない、んだな。
母役が”シネマ通信”に出ていた彼女だったのが楽しかった！

できちゃった婚でくすぶる微妙な時期に差し掛かった夫婦の再生物語が、クーガーっぽい要素あり、青春群像の酸っぱさありの「学園もの」になっていて笑えた。こういうハッピーエンドは、いいね！

久々に見直しました。以前見たときよりも、理解できるというか、楽しめる部分が増えた気がします。
いわゆる脱獄ものではなく、勧善懲悪でもなく、希望が人生を救うのだという教えに徹した素晴らしい物語だと気がつけたことに、幸せな気分になりました。

”信長とおそろだし。”大笑いw

念願叶って、現在視聴中。

途中まで、何が面白いのか考えて見てしまい、考えないのが醍醐味だって気が付いてからは、ただただダニエラのボリュームが楽しめました。
彼女くらいの厚みと重みがあると、色気もなんだかコミカル。

暑い夏の真っ昼間、クーラーがんがんの部屋でビール片手に見る。なんにも考えない。不安もない。推理もない。笑うだけ！いい！
…あと、私にはジェニファー・ロペスとケイト・ハドソンの区別が付きそうになくてびっくり。

ちょっと、キャストがもったいない気がした。もっと丁寧に描かれていたら…

男の子を演じる時、”女子が思う男像”をやって浮いたり、逆をしてもてたり。けっこう勘違いしているかも！女子は男子を！

いいねー！ジェイミー・リー・カーティス！トゥルーライズ以来のヒット！ショートも素敵♪私も髪の毛、切ろうっと。

公開当時に映画館で観て以来の鑑賞。
けっこう、ショッキングかも。今観ても。

覚悟が覆された時、他人は何ができるんだろう？
苦しみを与えるだけかも知れないのに、それでもホントの事を追求するなら…

久々に”大作”を観た！
所々に挟み込まれた、ユッスー・ンドゥールの曲も、静かな差し色で素晴らしかった。