バスク、真夏の死 (角川文庫 赤 450-1)

  • KADOKAWA (1986年11月1日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 10

 異常な愛と死を描いた異色スリラー、だそうで…。

 双子の弟がいるヒロインで、謎めいた家庭となると、パターンはあれか、これか、とまぁなんとなくわかるもの。が、トレヴェニアンなので、一筋縄ではいかなかった。
 つか、この典型的な設定で、ここまでやるのかトレヴェニアン!!って感嘆いたしました。
 「ワイオミングの惨劇」でもラストが切なかったけど、これもラストが切ない。

 やっぱりトレヴェニアンは、ハンドリングが上手い作家なのであった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳作者名 タ~ト
感想投稿日 : 2010年1月20日
読了日 : 2006年4月20日
本棚登録日 : 2006年4月20日

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