王女の渇き (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年5月25日発売)
2.20
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本棚登録 : 24
感想 : 1
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 自傷傷が残る左手首が発見される。刑事は、とある会社に近づくが…。

 なんとも、微妙な作品。
 カテゴリーはホラーだから、推理でもSFでもないんですよ、ってテイなんだろうけど、むしろそれが逃げ道になってる気がして後味が悪い。
 でもって、リスカなどの自傷癖のある女性が物語の核になってくるのだけど、それを題材に取り上げてる扱いもなんか微妙なのだ。
 まぁ、リスカの要因なんて、100人いたら100通りあるから、一概に言えることではないんだろうけどね。

 ともあれ、出てくる人物、誰一人にも感情移入がしにくいのことは確かなんだろう。それをあえて、狙っているのか、そうなってしまったのか、その意図が見えにくいところが、やっぱり難点なんだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 は~ほ
感想投稿日 : 2010年7月22日
読了日 : 2010年7月22日
本棚登録日 : 2010年7月22日

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