×××HOLiC(7)(KCDX)

著者 :
  • 講談社 (2005年10月17日発売)
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本棚登録 : 3037
感想 : 80

 アニメで妙にはまった「×××HOLiC」
 なので、コミックの大人買いです。いやあ、大人っていいっすねww
 っても、今は12巻まで出てて、もうすぐ13巻もでるそうなんだけど、事情で10巻まで。…師匠Tに「5巻ぐらいまでにして様子みたほうがいいよ」といわれたもんで…。って、それなのに10巻まで買ってるって意味ねぇじゃんと、とセルフつっこみww

 どうやら基本的に、尋常でないものが見える、とか、感じる、っていう設定が好きみたい、私。
 このパターンで「百鬼夜行抄」にもはまったし。
 で「百鬼夜行抄」の律も、「×××HOLiC」の四月一日(わたぬき)もアヤカシが見えるだけで、それを払うとかなんとかするという能力がまったくない。
 でも、律はおじいさんがずっと守ってきたし、今も青嵐がそばにいる。が、ワタヌキにはなにもない。が、必然によって侑子さんの店に入り、そこで働くことになる。
 つまりは、これはワタヌキの成長の物語なのだ。
 そして、彼を変えていくのは、人との係わり合い。

 「×××HOLiC」のもっているメッセージ性は、とてもシンプルで、普遍的だ。
 なので、ふいの一言に胸をえぐられる。

 にしても、なんだかんだと食い物のシーンが多いです。
 でも、食べるってことは生きてるってことで、食べることに前向きってことは、前向きに生きてることにつながるんだと思う。
 うん、こういうところにもメッセージ性が生きてる、のかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 か~こ
感想投稿日 : 2010年6月18日
読了日 : 2010年6月18日
本棚登録日 : 2008年6月18日

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