紫禁城の黄昏 (岩波文庫 青 448-1)

  • 岩波書店 (1989年2月16日発売)
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感想 : 11
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清朝最後の皇帝 溥儀の家庭教師 ジョンストンが記した紫禁城での日々。
おもしろい。
紫禁城の日常が分かる。皇帝、皇族、宦官などの臨場感ある記述。
また、辛亥革命後の話なので、民国政府の樹立後も、旧支配機関である朝廷が形だけ残されている。両者の関係が興味深い。

が、この訳本は大幅に原著を割愛しており、問題視されているようだ。祥伝社から完訳版が出ており、現在、こちらを読んでいる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中国・西域
感想投稿日 : 2009年1月20日
読了日 : 2009年1月20日
本棚登録日 : 2009年1月20日

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