タイトルには“アジャイルソフトウェア開発“と書かれているが、アジャイルソフトウェア開発については簡単に説明しているだけで、本書の主な内容はオブジェクト指向についてだと思う。
この本には、「貧弱な設計の兆候」、「オブジェクト指向設計の原則」、「デザインパターン」という、オブジェクト指向で開発するための基本的だが、非常に重要なことが書かれている。
特に「オブジェクト指向設計の原則」については、詳しく纏められている本が少ないので、非常に参考になると思う。
この原則は、良い設計を作る上での参考になるだろう。
オブジェクト指向設計の原則
1.単一責任の原則 (SRP : Single Responsibility Principle)
2.オープン・クローズドの原則 (OCP : Open-Closed Principle)
3.リスコフの置換原則 (LSP : Liskov Substitution Principle)
4.依存関係逆転の原則 (DIP : Dependency Inversion Principle)
5.インタフェース分離の原則 (ISP : Interface Segregation Principle)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
オブジェクト指向
- 感想投稿日 : 2011年4月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年4月16日
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