陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2016年7月28日発売)
3.89
  • (21)
  • (37)
  • (25)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 784
感想 : 33
4

陰翳礼賛:「陰翳」をキーワードにして日本人の美しき特性を描くエッセイ。「もし日本座敷を一つの墨絵に喩えるなら、障子は墨色の最も淡い部分であり、床の間は最も濃い部分である。私は、数寄を凝らした日本座敷の床の間を見る毎に、いかに日本人が陰翳の秘密を理解し、光と蔭との使い分けに巧妙であるかに感嘆する。」
文章読本:作家の立場から書かれた文章の書き方の手引き。簡素な文体を心がけることに、文学と実用文の違いはない、ということに納得。また、氏の小説が非常に読みやすい理由のひとつも、ここにあるのかとうなずく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年2月10日
読了日 : 2019年1月27日
本棚登録日 : 2018年10月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする