中国思想を考える: 未来を開く伝統 (中公新書 1120)

著者 :
  • 中央公論新社 (1993年3月1日発売)
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感想 : 13
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 この本を読んでしばらく中国思想の本(というか同氏の著書)を読みふける。儒教・儒学の変遷や老荘・道教,中国仏教など,とてもわかりやすく解説されている。この金谷先生という方は一番は孔子の思想と人柄に魅かれているように思えるが,老荘から韓非子からたくさんの中国思想家の書物の訳を平易な文章で書かれていて(大家なのでしょうか),ご自身が中庸の徳を実践しようとされている,と勝手に解釈している。残念ながら既に亡くなっていらっしゃるようですが。。
(2006年10月)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 東洋思想
感想投稿日 : 2006年12月27日
本棚登録日 : 2006年12月27日

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