平等化か、差違化か。
前者は、近代化によって男/女=公/私と配置されたことで、私的領域にとどめおかれた女性の公的領域復権をめざす。
後者は、境界線上の劣位側に置かれた「女性性」の復権をめざす。
この二択と見えてしまったことが、議論を硬直化させてしまった。
平等化戦略の採用で、身体性を縮小化させたが、身体性を無視できない妊娠期に制度利を主張しずらい、労働する体になりきれないなどのフラストレーションを、ためてしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Diversity
- 感想投稿日 : 2011年7月25日
- 読了日 : 2011年7月25日
- 本棚登録日 : 2011年7月25日
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