
本屋で立ち読みで済ませた。今のご時勢だからこそ、”生きる”ことの素晴らしさを説いたのだろう、野生動物の世界でCloseUpされることの多い”死”というドラマではなく、「死は生きてきたことを証明する一瞬の出来事にすぎない」と、生きてこその生命の尊さを、映像表現では伝えられない(伝えたとしても地味な)エピソードを筆者の感性を通して伝えている。
が、さほど感動的な話もなく、どちらかといえばありがちなストーリー、実話ゆえの展開の乏しさが目立ち、インパクトに欠ける全体感だった。象が、その巨体がゆえに、弱きものへの配慮を見せるクダリは、ちょっと心打たれたけど・・・ 「野生の王国」やBBC放送系の映像作品を見てきた身には、あまりにも地味な作品だった。
- レビュー投稿日
- 2011年9月2日
- 読了日
- 2011年9月2日
- 本棚登録日
- 2011年9月2日
『サバンナの動物親子に学ぶ』のレビューへのコメント
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