四月は君の嘘 (6) (マガジンKC)

  • 講談社 (2013年5月17日発売)
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本棚登録 : 1432
感想 : 67
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主人公が今後師匠となっていく人と再会し、背中を押してもらう巻です。
今までとはまた異なる人が登場して主人公をそっと動かしていくストーリーが、これまでの流れと一味違って面白いなと感じます。

これまでの巻ではとにかく前を向く楽しさを教えてもらっていた主人公が、今度は生き方の心構えの様なモノを教えてもらっています。同世代の人と話すだけじゃなく、違う年代の人と話すことで得られる見方もあるんだなと気づかされます。

親との向きあい方って個人的には難しいというか、親は自分のことをどう思っているんだろうと考えることはたまにあるんですが、そういうのは案外親と同年代の人と話すことで解決したりするのかもしれないです。

結局自分一人で見えるモノは自分の経験から見える範囲だけで、いろんな年齢・生き方・考え方の人と出逢って話してやっと気づく見方もあるんだとつくづく思い知らされます。

そうやって考えると、(論理が飛躍してるかもしれませんが、)会社の上司とかとの付き合い方もまた変わったものになるかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2020年2月16日
読了日 : 2019年12月15日
本棚登録日 : 2019年12月15日

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