ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2005年7月21日発売)
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感想 : 17
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ホーキング博士については「車いすの科学者」という認識しかなかったのだが、この本を読んで彼の理論である「宇宙無境界仮説」や「蒸発するブラックホール」についてどういうものかおぼろげながら把握することができた。 結局、虚時間というものがどういうイメージのものなのか全く理解できなかったが、宇宙の始まりや一般相対性理論などの難しい理論の辻褄を合わせるためにこういう概念を導入すると説明がつくというもののようである。 そういった理論はもとより、ホーキング博士の性格や彼が活躍していた頃の世界情勢との関係なども面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2014年1月31日
読了日 : 2014年2月2日
本棚登録日 : 2014年1月31日

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