ホーキング博士については「車いすの科学者」という認識しかなかったのだが、この本を読んで彼の理論である「宇宙無境界仮説」や「蒸発するブラックホール」についてどういうものかおぼろげながら把握することができた。 結局、虚時間というものがどういうイメージのものなのか全く理解できなかったが、宇宙の始まりや一般相対性理論などの難しい理論の辻褄を合わせるためにこういう概念を導入すると説明がつくというもののようである。 そういった理論はもとより、ホーキング博士の性格や彼が活躍していた頃の世界情勢との関係なども面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
自然科学
- 感想投稿日 : 2014年1月31日
- 読了日 : 2014年2月2日
- 本棚登録日 : 2014年1月31日
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