図書館で手に取る。
長い、厚い。
759ページの長編。各国の元首が実名で出て、歴史上の出来事もなぞったうえでの小説。
日系人、崔純子の脱北から話は始まる。
北朝鮮国家保衛部の残虐極まりない拷問、中国公安部の暗躍、日本のK機関、CIA、KCIAも絡み中国全土を舞台にしたスパイ小説。
スパイといっても主人公が諜報活動を行うわけではない。
北朝鮮、中国の体制を揺るがす事実を手にした崔純子が脱北し、日本をめざす。
それを追う北朝鮮、中国。情報を手に入れたいアメリカなどが絡み、また、胡錦涛から習近平、金正日から金正恩への権力移行期も影響する。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年1月5日
- 読了日 : 2023年1月5日
- 本棚登録日 : 2023年1月5日
みんなの感想をみる