
アインシュタインや相対性理論云々という前に、あまり日本語の文章が上手くないなぁ、という印象を持ってしまった。
上手くない、というよりも不安定というか、変な言い回しが多いというか……。
特に大半を占める「相対論談義」はどこかで行われた講義を文章化したようなので、いやに鼻につく口語体と相まって、読み進めるのがちょっとつらかった。
内容にしても、割と難しい単語や内容が、まるで「こんなことは君たち、知っている事柄だよね」といった感じできちんとした説明なしにひょっこりと現れたりして、不親切な印象を与える。
同じ相対性理論や宇宙、物理学に関する本ならば、これまた同じ佐藤であれば、本書の佐藤文隆氏よりも、佐藤勝彦氏の著書の方が、
- レビュー投稿日
- 2018年1月4日
- 本棚登録日
- 2018年1月4日
『宇宙のしくみ (朝日文庫)』のレビューへのコメント
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