風の影 上 (集英社文庫)

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本棚登録 : 1297
レビュー : 194
制作 : 木村 裕美 
yamaitsuさん  ★南米・スペイン他   読み終わった 

スペインはバルセロナが舞台の、ミステリーというかファンタジーというか、まあ位置づけは難しいですけども、ちょっとダークでゴシックな匂いがする世界観。冒頭では主人公ダニエルがまだ10歳の少年ということもあり、古書店を営む父親に連れられて「忘れられた本の墓場」から彼が1冊の本「風の影」を手にするくだりまでは、ハリーポッター的な少年の冒険譚をイメージしちゃってたんですけども、物語が進んで彼が成長するにつれ、そんな可愛らしいファンタジーではないことが判明してきます。「風の影」の作者であるフリアン・カラックスについてダニエルが調べていくにつれ、過去の愛憎劇や悲劇が明らかになってゆき、ダニエルもまたその悲劇の愛憎の渦に巻き込まれていってしまう。

レビュー投稿日
2014年5月29日
読了日
2012年9月
本棚登録日
2012年9月18日
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