聖少女 (新潮文庫)

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本棚登録 : 1019
レビュー : 129
著者 :
yamaitsuさん  ○倉橋由美子   読み終わった 

正直タイトルと父娘近親相姦というテーマの組み合わせのベタさに拒否反応があったんですが、いざ読んでみたら全然一筋縄じゃいかない感じで、すっごい面白かった。昭和40年の作品ですが、ヒロインの趣味は現代ならさしずめゴスロリとか呼ばれそうですけども(笑)。安保とかそういう背景がなければ、時代を全く感じさせない前衛っぷり。文章の美しさも尋常じゃなく、あー天才ってこういう人のことを言うんだって、恍惚とします。

レビュー投稿日
2012年9月3日
読了日
2010年1月
本棚登録日
2012年7月27日
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『聖少女 (新潮文庫)』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年10月3日)

「天才ってこういう人のことを」
タイトルからは想像出来ない、「毒」に満ちていました。私は天才と言うより、鬼才と呼びたいですね。。。

yamaitsuさん (2012年10月4日)

「鬼才」・・・確かに、鬼のような才能だと思います。こういう作家って、若手からもっと出てこないものかしら。

猫丸(nyancomaru)さん (2012年10月9日)

「若手からもっと出てこないものかしら」
確かに、、、出てきたら愉しみですね。
あっチョッと違うけど、山尾悠子は如何でしょう?

yamaitsuさん (2012年10月10日)

山尾悠子、文庫化された「ラピスラズリ」だけは読みました!
この人も寡作で伝説の作家ですよね(笑)大好きです。
マイナーだから仕方ないのかもしれないけど、もっと手軽に文庫で読めるようになると嬉しいのにな~

猫丸(nyancomaru)さん (2012年10月15日)

「もっと手軽に文庫で読めるように」
本当ですねぇ、、、山尾悠子は早川文庫にも入っていたのですが。昔早川文庫のあったと言えば鈴木いづみもかな(この方も不思議な味わいある作品を書かれてますね)。。。

yamaitsuさん (2012年10月15日)

鈴木いづみは、映画ルートで名前は知ってるのですが、実は作品を読んだことはないのです(残念)。
すでにお亡くなりになっていますし、カルト的(?)な存在ですから、なかなか気軽に読めるようにはならなさそうですよねぇ(返す返すも残念)。
図書館か、あとは古書とかで探すしかないかしら。おすすめと聞くと読みたくなります~!

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