人魚の嘆き・魔術師 (中公文庫 た 30-11)

著者 :
  • 中央公論新社 (1978年3月10日発売)
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感想 : 97
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久しぶりに再読。「人魚の嘆き」「魔術師」どちらも、正直小説としてはあまり評価される作品ではないと思うのだけれど、無駄に美文、頽廃的で幻想的な内容、唯美主義な登場人物たちなど、偏ったなりにブレない当時の谷崎の趣味がよく出ていて、個人的にはとても好きな1冊。出版当時の挿画(水島爾保布のビアズレー風の)をそのまま文庫でも見れるというのも嬉しい。中井英夫の解説がまた的確でいい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  >た行
感想投稿日 : 2015年10月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年8月1日

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