乱菊物語 (中公文庫 た 30-26)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年6月17日発売)
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本棚登録 : 61
感想 : 3
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谷崎ってこういうのも書いてたの?って感じの意外にも娯楽時代劇。室町時代の瀬戸内海を舞台に、海賊やら高貴な遊女やら怪しい大道芸人やら、さまざまな登場人物が入り乱れて波乱万丈、すごく面白いんですが、いかんせんこれ、実は未完なんですよねえ(苦笑)。それも絶筆というわけではなく、単に他に書きたいものがいっぱいあるから…的な感じで放置されたらしく。続きが気になるけど、もう読めないのが残念…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  >た行
感想投稿日 : 2012年9月4日
読了日 : 2010年5月
本棚登録日 : 2012年8月8日

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