イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)

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本棚登録 : 155
レビュー : 15
著者 :
yamapikaryaさん 民族・文化   読み終わった 

和辻哲郎を知ったのはこの1冊がきっかけであった。なぜ手に取ったのかは分からないが、惹かれるものがあったのだと思う。後に、九鬼周造と同期と聞いて、腑に落ちたのだった。

イタリアを旅したことがあるなら、これを読んでみれば、イタリアの風景が蘇ってくるだろう。風土、芸術への鋭い考察が、格調高い文体で述べられており、現代に読んでいてもこれが1世紀近く前のものだと気づかないくらい遜色がない。思わず、これを片手にもう一度イタリアに行って、彼がみた風景を味わってみたくなったのだった。特に忘れられないのが、彫刻に関する記述で、全く気づかなかった視点であった。なぜミケランジェロに多くの人が魅了されるのか。古代の彫刻は何が素晴らしかったのか。

また読み返したいのだが、貸し出し中で手元にないのが悲しい。青空文庫での復活を祈る。

レビュー投稿日
2013年4月13日
読了日
-
本棚登録日
2013年4月13日
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