笑う住宅

  • 筑摩書房 (1986年8月1日発売)
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本棚登録 : 19
感想 : 1
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1980年代中期のエッセイですが、現代にも通じることが結構書いてあったかなと。

著者はゼネコン主体の通販カタログ的住宅にNOを突き付ける一方、そうでない家を手に入れたいなら自分なりの家への想いとビジョンを明確にすべきと言っていて、確かにそうだなと思った。

「土地」の問題はさておきですが、自分で家を作りたい場合、自分好みの建材をとにかく一通り100万+αレベルで購入、そうしたらもう建てるしかなくなるし、そこでおのずと自分が目指す完成ビジョンが見えてくる、その第一歩を踏み出すことこそ重要とあって、なるほどって思った。

自分の理想の家
・東京じゃなくてよい
・山、川、森、自然に恵まれてる
・土地がめっちゃ安い
・トトロの家が理想
・家の横に小川があって野菜が冷やせる
・近くに綺麗くて泳げる川がある
・災害に強い
・山1つ欲しい
・1からつくるならコルゲートパイプで骨組みを形成
・狭くない
・日当たりが良い
・日光をできるだけ取り込めて風通しが良い構造
ざっくり考えてこんなところでしょうか、理想は人それぞれでしょう(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2019年3月24日
読了日 : 2019年3月21日
本棚登録日 : 2019年3月21日

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