十九、二十 (新潮文庫 は 22-1)

著者 :
  • 新潮社 (1992年11月1日発売)
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本棚登録 : 852
感想 : 86
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もうすぐ二十歳になる大学生の生々しい日々。
借金取りに追われる父、短期アルバイト先の変わり者たち、ぼく自身の生活苦、恋愛、葛藤、焦燥。
決して美しくなく、読み出したら思った以上に猥雑でちょっと面食らいました。主人公とは全く違う十九、二十でしたがどこか近しい感情が思い起こされ、恥ずかしいようないたたまれないような気持ちになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年9月28日
読了日 : 2014年9月28日
本棚登録日 : 2014年9月28日

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