いったいぜんたい、どこからが現実なのか。
美しい洋間か、ドオルズハウスか、女学校か、汚い和室か、それとも物語中には一切出てこなかった真っ白な病室か。
言葉遣いにときめき、小道具にときめき、舞台設定にときめき……
どこまで私を夢中にさせたら気が済むの!と思いながらページを繰りました。棺のシーンが大好きです。この小説の舞台を表現したドールハウスが作りたい!
精神錯乱系かな、と思いました。でも、精神錯乱の一言で終わらせたくはない。大好き。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年9月12日
- 読了日 : 2013年8月29日
- 本棚登録日 : 2013年8月29日
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