再びのハリウッド。スーザンとの関係を作り直しつつあるスペンサーが自らの失敗の地にやってくる。自らのトラウマに向き合う場面は少なく、まだ消化しきれない物がありそうだが、あえて再びこの舞台を描いたのは再生の過程にあるスペンサーを描く必要があったのだろう。
シリーズ後半で準レギュラーになっていくチョヨが初登場。そういえばいたね、チョヨ。登場はこんな感じだったのか。
ジルという今作の主人公(?)のキャラクターをめぐるミステリーとしてもよくできているし、最終盤の優しさにも救われる。
#スペンサーシリーズ全部読む
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- 感想投稿日 : 2024年9月21日
- 読了日 : 2024年9月21日
- 本棚登録日 : 2024年9月21日
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