高瀬庄左衛門御留書

著者 :
  • 講談社 (2021年1月20日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 19
3

いやあ、評価が難しい。設定がいい。息子を亡くした郡方の貧乏武士。趣味は絵で、喪失の穴を埋めるようにその絵が次の物語を連れてくる。主人公の庄左衛門が人々の心の揺れに触れたり触れなかったりする塩梅も物語の進行にうまく乗って、すいすいと読める。それなのに「この感じ、読んだことあるな」と思ってしまう惜しさとクライマックス前の場面のリアリティのなさ。大きな事件がなくてもよかったのに、と惜しくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月9日
読了日 : 2023年4月9日
本棚登録日 : 2023年4月9日

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